2007年02月06日

フセイン元大統領の処刑と戦犯法廷

http://www.jiia.or.jp/column/200701/30-nao_shimoyachi.html

[コメント]
 戦争法廷自体にも常に問題があるようですが、アメリカの外交政策の問題も、高度に政治的な国際機関であるこの場において色濃く現れているようです。
 そもそも多くの戦争法廷(東京裁判、ニュルンベルク裁判、旧ユーゴ国際戦犯法廷、そしてイラク裁判)がアメリカのイニシアチブにより行われており、これらの裁判はまさにアメリカの望むような結果になっているといえます。
 一方国際刑事裁判所に関しては、アメリカは設置には関わったものの、ローマ規程には批准せず、さらに署名も撤回しています。このような態度は、他国を自国の意志によって裁くことには積極的である一方で、自国が他国の意思によって裁かれることには消極的である、ということができるでしょう。
 しかしそのようにアメリカ外交の問題が表れている場なだけに、アメリカがその方針転換を迫られている場ということもできます。ある意味、アメリカの外交政策の展開を占う場として機能しているということもできるのではないでしょうか。


posted by 心太 at 21:13| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本国際問題研究所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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