2007年01月30日

UK in whaling recruitment drive

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/6301681.stm

 国際捕鯨委員会で、昨年に20年間で初めて捕鯨賛成国が多数派となった状況をうけて、イギリスは捕鯨反対国に委員会への参加を呼びかけている、という記事。

[コメント]
 この記事中の一番上に見える写真もそうですが、記事がトップに出ていた頃、この記事へのリンクが貼られていた写真も、わざわざ捕鯨に悪印象を与えるようなものが選ばれているような気がします。現在食用にすることが(ヨーロッパで)許されている動物も、殺されている場面や解体された場面を見ればグロテスクであるのが当然なわけなんですが・・・。
 どの動物がかわいそうとか、そういった根拠ではもう他の国の食文化を制限できないのではないでしょうか。鯨は知能が高いとは言っても、ではどのレベルの、あるいはどの種類の知能を持つ動物は食用にすることが許されたり、許されなかったりするのか。そうした定義は現在ないでしょうし、仮になされたとしても恣意的なものになることは自明なのであって、あらゆる国に賛同の得られる定義を行うことは困難でしょう。
 制限が加えられるとすれば、このような人間の心を守るための根拠においてではなく、本当に動物を守るための根拠において、すなわちその動物を食べることがその動物の絶滅に関わるかどうか、でしかありえないと考えられます。確かに鯨に関しては、他の動物と異なり養殖は不可能、ということは考えられ、捕鯨に関する議論はこの観点から行われるべきだと思うのですが、BBCのようなメディアでも感情論が前面に出ているようで、このままでは合理的な問題解決にはなかなか至らないでしょう。


posted by 心太 at 02:08| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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