2007年03月07日

Estonia split over WWII memorial

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6364399.stm

 エストニアで、ソヴィエト時代の戦争記念碑等を取り去るための法律が大統領によって違憲として拒否されたそうです。
 この件に関しては、エストニア系エストニア人と、人口の三分の一を占めるロシア系エストニア人との間で対立が見られるようです。
 特にナチスへの勝利を称えている銅の兵士像は象徴的となっており、エストニア系活動家とロシア系活動家がこの像の前で衝突を起こしたりもしていたようです。
 この法律が成立すればロシアとエストニアの関係悪化も懸念されています(実際にロシア外相はこの法案に不快感を示している模様)が、首相(エストニアは大統領と首相が共に存在する半大統領制)はこの法律に賛成のようです。

[コメント]
 この件に関しても、日韓で似たような問題があったと思います。
 しかしここで注目したいのは、法案を拒否した大統領はスウェーデンで生まれアメリカで育った、エストニア系ともロシア系ともいえない人物であるということです。確かに私の意見としても、ソヴィエトの支配を賛美するモニュメント(とはいえ、ソヴィエト時代に作られたモニュメントの大半が「賛美」と判断されるはず)の展示を禁止する法案などを、ロシアとの関係を悪化させてまで成立させるのは極端であるように思います。
 とはいえ、こうした極端に見える動きが世界のいろいろなところで、そして特に第二次世界大戦中の物事に関して、起こっているのは事実でしょう。対戦中の対立が、現在になって人々にとってより深い、大きな意味を持つようになってきているのです。

 ちなみにこの件とは全く無関係なのですが、エストニアでは最近世界初の議会選での電子投票が行われたのですね。スカイプもエストニアで開発されたそうで、IT先進国なようです。


posted by 心太 at 02:11| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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