2007年01月31日

When Britain and France nearly married

http://newsvote.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/6261885.stm?dynamic_vote=ON#vote_Britain_France

 1950年代に、フランス首相ギー・モレが、イギリス首相アンソニー・イーデンに対して英仏連合の提案を行っていたことが、これまで秘密文書であったイギリスの公文書によって明らかになったとのこと。この提案がイーデンに却下されると、彼はさらにフランスが英連邦に加入することまで提案したそうです。
 このような提案がなされた背景にはエジプト・ナセル首相のスエズ運河国有化宣言や、彼がアルジェリアの分離運動をあおったこと、フランスの同盟国イスラエルとイギリスの同盟国ヨルダンの間で緊張が高まっていたこと、などフランスを脅かす不安が多くあったことがあるようです。
 このような事実の発覚は多くの人を驚かせているようです。

[コメント]
 他にコメントのしようがありません。驚きました。
 ヨーロッパで地域統合が進んでいる背景には、主権の委譲に他の地域ほど抵抗が無い、ということがあるのでしょうか。それとも、これは特別な例に過ぎないのでしょうか。


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2007年01月30日

UK in whaling recruitment drive

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/6301681.stm

 国際捕鯨委員会で、昨年に20年間で初めて捕鯨賛成国が多数派となった状況をうけて、イギリスは捕鯨反対国に委員会への参加を呼びかけている、という記事。

[コメント]
 この記事中の一番上に見える写真もそうですが、記事がトップに出ていた頃、この記事へのリンクが貼られていた写真も、わざわざ捕鯨に悪印象を与えるようなものが選ばれているような気がします。現在食用にすることが(ヨーロッパで)許されている動物も、殺されている場面や解体された場面を見ればグロテスクであるのが当然なわけなんですが・・・。
 どの動物がかわいそうとか、そういった根拠ではもう他の国の食文化を制限できないのではないでしょうか。鯨は知能が高いとは言っても、ではどのレベルの、あるいはどの種類の知能を持つ動物は食用にすることが許されたり、許されなかったりするのか。そうした定義は現在ないでしょうし、仮になされたとしても恣意的なものになることは自明なのであって、あらゆる国に賛同の得られる定義を行うことは困難でしょう。
 制限が加えられるとすれば、このような人間の心を守るための根拠においてではなく、本当に動物を守るための根拠において、すなわちその動物を食べることがその動物の絶滅に関わるかどうか、でしかありえないと考えられます。確かに鯨に関しては、他の動物と異なり養殖は不可能、ということは考えられ、捕鯨に関する議論はこの観点から行われるべきだと思うのですが、BBCのようなメディアでも感情論が前面に出ているようで、このままでは合理的な問題解決にはなかなか至らないでしょう。
posted by 心太 at 02:08| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

欧州諸国における映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」の試写会について

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/19/rls_0118b.html

[コメント]
 結構前の話なのですが、これまで書く機会を逸していたので今日書きます。
 たしかに拉致問題は日本にとって最も重要な問題の一つであるし、現在の北朝鮮の対応は不十分であると思います。特に横田めぐみさんに関しては、北朝鮮から送られてきた「遺骨」が通常の火葬ではありえないような高温で焼かれていたことなど不自然な点もあり、今後も交渉を続けていくべき件だと考えています。
 しかし、国際社会に向けた外交においてならともかく、欧州諸国との一対一の外交で日本と北朝鮮の外交問題を、しかも映画という形で、アピールする必要は果たしてあったのでしょうか?
 日欧関係は依然として重要なのであって、もっと両者の利害に関わるような問題について対話を行うなどの、日欧パートナーシップを深めるための努力を行って欲しかったと思います。
posted by 心太 at 02:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 外務省 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

Japan shrine 'to review display'

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/5412526.stm

 アメリカ政府は、靖国神社の「アメリカの経済制裁が日本に戦争をせざるをえなくさせた」と主張している展示について不平を述べ、靖国神社はそれを受けて遊就館のあらゆる展示を見直し、削除や修正も行っている、という記事。

[コメント]
 毎回、BBCの靖国神社に関する記事はおかしいです。今回の記事は、「アメリカ政府の発言を受けて靖国神社の歴史観に変化が起こっている」ということが問題になっているはずであり、またさらに記事中でも
"Mr Abe has not said if he plans to visit Yasukuni himself.(安倍氏はまだ彼自信が靖国神社を訪れるつもりかどうかについては述べていない)"
と書いてあるにもかかわらず、
"It is likely to overshadow a fence-mending visit to neighbours that New PM Shinzo Abe begins on Sunday.(靖国神社は新総理の安倍晋三が日曜に始めた隣国への地盤固めとなる訪問に影を投げかけそうだ)"
などという記述が突然出てきます。全くもって記事に整合性がありません。
 それはともかく、靖国神社が共同通信が報じたように、本当にアメリカの不平に沿って展示の削除や修正を行っているようならそれは問題があることだと思います。
 そもそも靖国神社は私的な団体なのだから、堂々と「特殊な」歴史観を示しておいても、日本政府がこれに関わらない限り何の問題もないのです。実際、遊就館の展示にある「日露戦争に大勝利!!」などをはじめとした歴史観を真に受けている日本人が果たしてどれだけいるのでしょうか?それをアメリカの意向に沿うように修正したとなれば、靖国神社の歴史観は「中立的な」立場に沿うよう修正可能なものであるとの認識が広がり、無用な批判を受ける原因となるでしょう。
posted by 心太 at 20:40| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

Dutch imams 'leaving in droves'

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6279785.stm

 オランダムスリム連絡会のNasr Joemannが、オランダのイマーム(イスラーム指導者)たちは差別を受けていると感じ、フランスやスペインに移住し始めていると述べたという記事。
 オランダには現在約100万人(人口の6%)のムスリムが住んでおり、450あるオランダのモスクのうち、180には現在イマームがおらず、その地位を資格のない(そしてしばしば極端な思想を持つ)司祭が埋めてきているそうです。

[コメント]
 オランダには人口の六パーセントものムスリムがいるんですね。驚きました。
 さて、
"Tensions have risen in recent years, since the popularity of anti-immigration politician Pim Fortuyn and the murder of film-maker Theo Van Gogh by a Muslim extremist.(反移民政治家のPim Fortuynが人気をえたことと、映画監督のTheo Van Goghがムスリム過激派によって殺害されたこと以来の近年、緊張が高まっている)"
とありましたが、たしかオランダでは昨年キリスト教側からムスリム側への攻撃もあったはずなのですが、これがスルーされているのが気になりました。
 アンソニー・ギデンズの言葉を借りれば、異なるコミュニティ間の「対話」が生じにくいタイプのオランダの多文化主義では、ムスリム穏健派とオランダとの間では「関係解消」が進んでいるようです。一方、「関係解消」が有効でない(=他の場所に移っても阻害される可能性の高い)ムスリム過激派は、残りの唯一の選択肢、「暴力」に向かうのでしょう。このように考えると、オランダ型の多文化主義にはやはり問題があったのかもしれません。
 それにしても、オランダを出たイマームたちはフランスに向かうのですね。フランスがムスリムに寛容であるというイメージは、ライシテ(政教分離原則)が存在することなどの事実からもあまりないのですが、現在では状況が変わっているのでしょうか。
posted by 心太 at 23:55| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

あ・・・

しまった、移転作業を終えて満足してしまった・・・。
明日も無理そうなので、あさって更新しますたぶん。
posted by 心太 at 23:50| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

EU stands by China arms embargo

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asiapacific/6272263.stm


 武器禁輸解除を求める中国に対して、EUは引き続き
 ・「市民的及び政治的権利に関する国際規約」の批准
 ・天安門事件で逮捕された者の解放
 ・裁判なしでの拘束を可能にする「労働による再教育」システムの廃止
 ・温室効果ガス排出の削減
 ・特許権や著作権の保護
を求めたそうです。

[コメント]
  EUに対して、武器禁輸解除に反対の意を述べていた日本の外交は功を奏したといえるのではないでしょうか。実際、約2年前になりますがフランスは中国への武器禁輸解除を考えていたようです。(シラク大統領が小泉首相の禁輸継続要求に反対したという記事
 中国が改善すべき問題は結構多いのですね。これらの条件を全て満たすためには、相当な時間がかかるのではないでしょうか。(他はともかく、「労働による再教育」システムは初めて知りました。検索してもあまり引っかからないようです。このシステムのために使われている「労働教養所」だとかなりの件数が出てくるのですが。)
posted by 心太 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バイトが

週五とかであるのがいけないんだと思います。
今日明日中に必ず更新します。
posted by 心太 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

また

ネタがないのでお休みでした。
日本語の元ネタの発見が待たれるところです。
iza!とかどうなんでしょうか。
posted by 心太 at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

きつかった

今日はレポートを書き終えて、やり遂げた感があるのでお休みです。
posted by 心太 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

Germany pushes Muslim integration

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6256357.stm


 ドイツ内相ヴォルフガング・ショイブレが、EUはムスリム指導者に対して普遍的人権などのヨーロッパの価値観と共存できるような訓練を行うことを求めた、という記事。
 また、彼は人々が何を着るか決めるのは政治家の役割ではないとしつつも、ブルカを批判し、女性の平等な権利はヨーロッパに独特のものではなく、あらゆる場所で守られるべき普遍的な考えだと述べたそうです。

[コメント]
 仮に実行されたとしても、失敗しそうな試みだと思います。ヴォルフガング・ショイブレ氏は17世紀のキリスト教社会と今のムスリム社会を同じようなものと考えているようですが、それ自体安易な考えですし、今の、理性の優先するヨーロッパ的価値観も啓蒙活動のみによって達成されたものではなく、キリスト教の権威失墜という要因なしには、達成されえなかったはずです。
 ヨーロッパで自発的に起こった啓蒙化は普遍的などでは決してなく、特殊な事例と考えるべきです。現在ムスリム社会では、イスラム教はその権威を失墜させるどころか、ますます高めているように思われます。
 ちなみにヴォルフガング・ショイブレ氏は こんなこともやっていたそうです。
posted by 心太 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宣言

一昨日は寝てしまいました。昨日は日付変わるまで家にいませんでした。
今日は必ず更新します。
posted by 心太 at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月10日

Le Pen sees himself as president

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6241607.stm


 フランス極右政党(国民戦線)の指導者、ルペン氏が、四月の大統領選では中道右派の分裂のために勝利できる、と発言しているという記事。

 実際に、2002年の世論調査では9%だった彼の支持率は、今回は17%に達しているそうです。彼の目論見では、決定選(フランスでは最初の投票で過半数の支持者がいなかった場合、上位二名に対する二度目の投票が行われる)には彼自身と社会主義政党が残り、二つのラディカルな選択肢の中で彼は勝利できるだろう、ということです。

[コメント]
 ルペンは移民排斥などを唱える極右政治家として有名です。フランスの暴動は、もう一昨年のことになってしまうようですが、逆効果であったようにも思われます。しかし一般的にこの記事のような報道がなされると、実際の投票では世論調査の回答とは別の選択肢を取る投票者が多くなるようなので、ルペンの目論見は外れる可能性も高いと思います。(ルペン自身がこうした発言をして、それが報道されたわけですから、自業自得とも言えますが)

 "As in 2002, Mr Le Pen is finding it difficult to get endorsements because potential sponsors are put off by the stigma of publicly backing him.(2002年同様、ルペン氏は、潜在的な支持者は公然と彼を支持することによる汚名を避けるために、支持を得ることは難しいと考えている。)"という文が印象深かったです。投票には、投票者の実際上の利益だけでなくこうした人道的要素も反映されているということが、良いことなのか、良くないことなのか。
posted by 心太 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月09日

昨日と今日

更新できませんでした。
明日はルペンについて書こうと思います。
posted by 心太 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

Japan's free spirits

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asiapacific/3701748.stm


 日本のフリーター・ニート問題に関する記事。

[コメント]
 昨日まではこれで書けそうな気がしてたんですが、やってみると案外書けませんでした。
 とりあえず、記事中ではニートの定義が”those Not in Education, Employment or Training and under 25 years old”となっているのですが'under 35 years old'の間違いです。
 BBCともあろうものが、なぜこのようなミスを犯したのか疑問です。記事ではNEETの数にも言及しており、25歳未満で400000人と35歳未満で400000人では読者の印象が大きく変わってしまうのですが。
 閑話休題。この間テレビで誰かが(ビートたけしとか、島田伸介とか、そのあたりの人だったと思いますが)言っていたのですが、その人が若い頃は家庭が父親中心で、父親が怖かったために、早く家を出て行きたくてしょうがなかったそうです。今は家庭が子供中心だから、家にとどまってしまう人が多くなっているのではないか、とその人は言っていました。
 仮説に過ぎませんが、かなり説得力があるように感じました。家族関係が社会全体に影響を及ぼす例として理解できるかと思います。
posted by 心太 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月06日

雨なので(?)

お休みです。
明日はBBCで更新します。
posted by 心太 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

麻生外務大臣のルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、スロバキア訪問について

http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/g_aso/rbhs_07/pr.html

 そういえば、ブルガリアとルーマニアがEUに加盟しましたね。これで27ヶ国になったそうです。今度トルコの加盟交渉問題についても書いてみたいと思います。
 東欧にはこんなに外相が訪問していなかったということにも驚きました。
 西欧では、

・イギリス・・・2006年町村外務大臣訪問
・イタリア・・・2000年田中外務大臣訪問
・オーストリア・・・2003年川口外務大臣訪問
・ドイツ・・・2003年川口外務大臣訪問
・ベルギー・・・2006年麻生外務大臣訪問
・フランス・・・2005年町村外務大臣訪問

 など結構訪問があるようなのですが。(西欧でも、オランダ、スイスなどは1990年ごろから訪問がないようです。)
 日本の外交では東欧はあまり重視されてないのかな、と感じました。
posted by 心太 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 外務省 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月04日

今日も

本読むのでお休みにします。
もしかしたら深夜に更新するかもしれません。
posted by 心太 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1/3

日付が変わる直前くらいに帰ってきたので更新できませんでした。
明日は出来ると良いです。
posted by 心太 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月02日

Spain cathedral shuns Muslim plea

 世界遺産でもあるコルドバ大聖堂を、全ての宗教の信者が祈りをささげることの出来る普遍的な宗教施設にしようというスペインイスラム委員会による提案を、コルドバの司教が拒否した、という記事。

[コメント]
 英語ではCordoba's cathedralですが、日本やスペインでは、スペイン語でモスクという意味の、メスキータという名で呼ばれているそうです。 実際、歴史的には教会→モスク→教会という変遷があったようで、見た目にもイスラム色が残っているようです。
 コルドバの司教が拒否した理由が、「そのような動きは異なる宗教の信者の間の混乱を生む」ということだったのですが、確かにイスラム側もなぜ「全ての宗教の共同利用」としたのかが良く分かりません。イスラムとキリストだけで十分なようにも思われるのですが・・・。
 もちろんこの二宗教だけの共同利用の提案でも受け入れられた可能性は低いと思いますが、断る口実を与えてしまった感じもするのです。
 結果的に西欧vsイスラムの構図が現われてきたわけですが、個人的にはスペインのような地域にこそ頑張って対話を行って欲しいと思います。
posted by 心太 at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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