2006年06月02日

Hamas minister rejects referendum

http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/5027248.stm


 パレスチナ評議会の多数派、ハマスのMahmoud Zahhar外相が、ファタハ(旧多数派)の提案した「二国家構想(イスラエルとパレスチナの並存)」に関する国民投票を拒否した、とのことです。

[コメント]
 ハマスを「過激派」の一言で片付けるのは正しくないのではないでしょうか。ハマスが暴力行為を行うのは事実ですが、同時に彼らはパレスチナ住民に対する福祉活動も行っています。
 イスラームでは、弱者救済の為に「喜捨(ザカート)」を行うことが正しいこと、とされており、ハマスの行ってる福祉活動もこの一環と考えられると思います。つまり彼らはイスラーム的に正しいことを実践しようとしているのであり、だからと言って容認されることではありませんが暴力活動もその一部なのでしょう。
 アメリカやイスラエルは、「過激派」ハマスがパレスチナ内で主導権を握ったことについて非難を行っていますが、むしろ「イスラーム的に正しい」ハマスがパレスチナで「民主的に」支持を得たこと、その背景、について理解するべきなのではないでしょうか。
 ハマスを認めないイスラエルを、ハマスに認めろというのは無理な話でしょう。Mahmoud Zahharが "Nobody can trust Israel... Nobody will recognise Israel" と発言したのも、極めて自然なことのように思われます。


posted by 心太 at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | BBC News | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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